日本を含む五つの国・地域の高校生たちが、琵琶湖を通じて世界の水環境を考える「琵琶湖国際科学フェア」が開かれている。立命館守山高校(守山市)がホストを務める5日間のプログラムで、最終日の13日に守山市民ホールで、琵琶湖での調査結果を発表する。

 立命館守山高校は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、琵琶湖を題材にした研究を続けている。フェアは、同校や県外のSSH指定校の生徒、台湾やインドネシア、タイ、ベトナムの高校生が参加している。

 10日には、生徒33人が大津市の柳が崎湖畔公園周辺の琵琶湖に出かけて、水草や貝などを採取した。立命館守山高3年の高田幹也さん(18)は「貝や水草がたくさんとれて楽しかった」と話した。貝や水草の数や種類、湖の水や湖底の泥などを分析し、報告をまとめるという。ベトナムから参加している教員のヴォー・アン・トゥーさん(30)は「ベトナムでは生徒が現場に出たり、実験をしたりする機会が少ない。生徒たちにとって、いい経験になるでしょう」と話した。

 発表は13日午前9時から午前中を予定しており、誰でも観覧できる。(八百板一平)