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 安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、訪問先のペルーの首都リマで、米国のオバマ大統領と約5分間言葉を交わした。日本側の説明によると、来年1月のトランプ次期政権発足を前に、アジア情勢や北朝鮮問題を念頭に日米両国が引き続き連携して取り組む必要があるとの認識で一致。環太平洋経済連携協定(TPP)に関するやりとりはなかった。

 両首脳はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の関連行事の合間に、通訳を交えて立ち話をした。首相はオバマ政権で日米同盟が強化されたとして高く評価し、感謝の言葉を伝えた。17日に米ニューヨークでトランプ氏と会談したことについては、話題にならなかったという。

 また、米ホワイトハウス当局者によると、オバマ氏は米国の日本への関与と同盟は強固なものであることを伝えた。(リマ=小野甲太郎、峯村健司)