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 25年ぶりのリーグ優勝を果たしたプロ野球の広島カープは21日、地元の広島市に5億円を寄付したと発表した。長年応援してくれた市民への恩返しという。活用法については市と話し合い、少年野球に使用できるスポーツ広場の整備に4億円、世界遺産・原爆ドームの保存に1億円とする方針。

 カープ広報によると、昨年までエースだった前田健太投手がポスティングシステム(入札制度)で大リーグに移籍し、譲渡金が入ったことも理由の一つとする。

 広島市の松井一実(かずみ)市長は「戦後復興の歴史の中、市民に夢と希望を与え、苦楽を共にしてきたカープから多額の寄付をいただくことは非常に感慨深いものがある」とし、「スポーツの発展や核兵器廃絶と世界恒久平和の大切さを訴え続ける原爆ドームの保存のために有効に活用させていただく」とのコメントを出した。