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 小型無人飛行機(ドローン)を使った宅配の実用化に向けた実証実験が22日、千葉市の浜辺で実施された。報道陣に公開されるのは、実験が始まった4月以来2度目。今回は携帯電話の回線を使って東京都内から離陸の操作を行い、海の上を飛んで商品を運んだ。

 実験には、千葉市や内閣府、ドローンの開発・製造をする「自律制御システム研究所」、楽天などが参加した。まず、熊谷俊人・千葉市長がスマートフォンを使い、楽天のショッピングサイトから本などの商品を選択。それを積んだドローンが同市内の浜辺を飛び立つと、あらかじめ設定された海の上などのルートを全地球測位システム(GPS)で位置を確かめながら自動で飛行し、約700メートル先の目的地に届けた。

 国や市などは、2019年のドローン宅配実用化を目指している。現在の構想では、千葉県市川市の東京湾沿いの物流倉庫から、約10キロ離れた千葉市・幕張新都心の高層マンションのベランダに配達できるようにする。(戸田政考)