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 ビールジョッキに残るビールの量を推計し、接客のタイミングを教えてくれる「賢いコースター」を京セラが試作した。飲食店向けに提案し、需要が見込めれば、商品化するという。

 試作品は直径84ミリのプラスチック製。標準的な中ジョッキの底にはめ込んで使う。内部に小型の電池や近距離通信機器、加速度センサーを搭載し、ジョッキの傾きを毎秒5回測る。120度前後の傾きを続けて計測すると、飲み干しつつあると判断。接客の従業員が注文の入力に使う情報端末やスマートフォンに、空になりそうなジョッキの場所や、接客を促すメッセージなどを通知する仕組みだ。

 10月下旬に千葉市で開かれたIoT(モノのインターネット)の技術を紹介する見本市に出したところ、来場者の500人程度が「興味がある」とアンケートに答えた。詳しい技術説明を求める依頼も複数、寄せられているという。

 今回の技術を応用すれば、とっくりや紙パックなど中身が見えにくい容器でも、同じように残量や接客のタイミングが分かるようになるという。(伊沢友之)

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