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 馬渕浄水場(近江八幡市馬淵町)の浄水からカビ臭を出す物質が基準値を超えて検出された問題について、県は25日、収束したと発表した。琵琶湖の水温が下がり、原因物質を発生させる植物プランクトンがほぼなくなったとしている。

 県によると、今年8月末、カビ臭の原因物質とされる2―メチルイソボルネオールが、水道法で定める浄水の水質基準(1リットル当たり10ナノグラム以下)を超え、住民から水道水に異臭がすると苦情が1千件以上相次いだが、10月中旬から基準値を下回って、臭気を感じない同5ナノグラム以下で推移しているという。

 県は、浄水場に取水している湖水の今年4~7月の平均水温が18・3度と、過去10年間の平均17・2度より高く、プランクトンが増殖する好条件だったとしている。(佐藤常敬)