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 警察庁によると、覚醒剤の使用や所持などの疑いで昨年1年間に摘発された1万1022人のうち、再犯者は7147人で64・8%を占める。2006年の54・6%から年々高い水準で増え続けているという。

 なかでもASKA容疑者=覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕=と同じ50歳以上に限ると、再犯者の割合は8割前後まで跳ね上がり、昨年は83・1%に達した。

 これに対し、大麻絡みの犯罪は8割近くが初犯。依存性の強さでは覚醒剤が圧倒的だという。

 薬物依存に詳しい国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)の依存性薬物研究室・舩田正彦室長は「覚醒剤は乱用される薬物の中でも依存度が極めて強く、脳が快感を覚えれば自分の意思ではやめられなくなる」と指摘。再犯するかどうかは入手しやすさも重要なポイントで、「経済的に安定している中高年は、入手のしやすさから再び手を出してしまうケースも考えられる」と話した。