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 生後4カ月で難病の「拡張型心筋症」と診断された、福知山市の後一尊(ごいちたける)君(1)の海外での心臓移植を実現しようと、両親や主治医が府庁で記者会見し、移植費用の募金への協力を呼びかけた。半年間で手術費や渡航費などにかかる3億2千万円を集めることを目指す。

 拡張型心筋症は血液を送り出す心臓の力が弱まる病気。尊君は不整脈を起こすなど、何度も命の危機に直面してきたという。現在は補助人工心臓をつけて大阪府内の病院に入院している。容体は安定しているが、脳梗塞(こうそく)や感染症などの危険が常にあるという。

 尊君の主治医(44)によると、国内でも15歳未満の子どもの心臓移植は制度上できるが、提供者が少ないという。両親は海外での心臓移植を決断し、米テキサス州の小児病院の受け入れが決まった。母親の美優紀さん(26)は「1日でも早く移植手術を受けて、以前のように家族そろって過ごしたいです」と話した。

 12月4日には福知山市厚生会館前で募金を呼びかけ、その後に京都市内でも呼びかけるという。振込先は、京都銀行福知山駅南支店(普)1052008と、ゆうちょ銀行(記号14420、番号49742191)。口座名義はいずれも「タケルクンヲスクウカイ」。問い合わせは救う会(0773・24・4455)や同会ホームページ(http://takeru-sukuukai.com別ウインドウで開きます)へ。(添田樹紀)