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 世界遺産の屋久島について専門家と島民らが共に学び合う「屋久島学ソサエティ」(会長=湯本貴和・京都大霊長類研究所長)の第4回大会が11月26~28日、屋久島町であった。今年は縄文杉の発見から50年の節目にあたるため、屋久杉と島民の暮らしをテーマの一つに設定。島の歴史や文化などに加え、新種植物の発見が続く低地照葉樹林の貴重さについても、参加者たちは理解を深め合った。

 島在住の歴史学者で、奈良大名誉教授の鎌田道隆氏が基調講演をした。初めに、島の大半が国有林になり、国による伐採が始まった100年ほど前に、「屋久杉」という呼称が生まれたことを紹介。樹齢千年以上のスギを屋久杉と呼んで保護し、それ以下の「小杉」は切ってもいいという考え方だったのではないかと話した。

 一方、高価な屋久杉は国益を担う存在だったが、島民はその恩恵を受けておらず、伐採の労働力でしかなかったと解説。現在、伐採の時期を迎えている植林されたスギは、樹脂が多く丈夫なので、今後は屋久島産のスギを島民のために積極的に使うべきだと述べた。

 続くパネルディスカッションで…

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