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 大阪市浪速区で集団乱闘をしたとして、大阪府警がいずれも指定暴力団の山口組と神戸山口組の系列組員計12人について、暴力行為処罰法違反(暴行)の疑いで逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材でわかった。府警は30日午前、うち10人近くを逮捕した。昨年8月の山口組分裂に伴う抗争事件とみている。

 捜査関係者によると、12人は昨年12月17日夕、浪速区の山口組直系組織「秋良(あきら)連合会」近くで殴り合った疑いがある。山口組側は同会系列の組員で、ゴルフクラブを事務所から運び入れていた。神戸側は中核組織の山健組(神戸市中央区)系列の組員という。

 この約2時間後、大阪・ミナミの繁華街では、神戸側の組員が襲われてけがをする事件が発生。翌日には浪速区の山口側の事務所に車が突っ込んだ。府警は一連の事件で、秋良連合会の会長ら33人を逮捕。今回の事件が相次ぐ報復の発端になったとみて調べている。