[PR]

 抗エイズウイルス(HIV)薬が効かなくなってきた東京都の長谷川博史(はせがわひろし)さん(64)は、1994年の初めから2種類の薬を組み合わせて飲んだ。体の免疫力を表す指標の「CD4陽性リンパ球」という免疫細胞の数が一時、血液1マイクロリットル中98個に落ちたものの、この治療法で徐々に回復していった。200個を下回るとエイズを発症する人が多いが、長谷川さんは発症しなかった。

 その後、3種類以上の薬を組み合わせる多剤併用療法になった。CD4値は200~300ほどに保たれたが、再び減ることへの不安は消えなかった。

 長谷川さんは治療が始まった92年の夏ごろから、同じ病院に通う患者の集まりにも参加するようになっていた。非加熱の血液製剤でHIVに感染した血友病の患者たちがほとんどだった。

 保健師らを対象に、群馬県内で開かれた講演会に招かれた。自身の体験を外に向けて話すのは初めてだった。「説得力を持たせたい」と実名で臨んだ。

 演題は「Happiest P…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら