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 トランプ次期米大統領は11月23日からの感謝祭休暇を、自身が所有する米フロリダ州パームビーチの会員制リゾート施設「マール・ア・ラーゴ」で過ごした。リゾートに似つかわしくない物々しい警備が敷かれていた。

 オレンジ色のれんが屋根の棟が象徴的なこの施設は1927年に建設され、後にトランプ氏が買い取った歴史的な建造物。「パームビーチの至宝」とも称される。

 高い塀に囲まれ、中は見えないが、巨大な星条旗が高々と掲げられ、風にはためいていた。実は、条例で定められた高さよりも高く掲げられているらしく、これまで度々、地元でトラブルになってきたという。

 周囲には多くの警官が立ち、海からは警備艇が目を光らせていた。一方、沿道には、トランプ氏の支持者らしき人々が集まり、プラカードを掲げたり、肖像画を披露したりする姿もあった。

 同月28日午後、沿道に並んだ見物客が見守る中、トランプ氏は長い車列を組み、警察車両とともに施設を去っていった。(木村健一)