3ルートが検討されている北陸新幹線の大阪延伸(敦賀―新大阪)を巡って、地元となる府県の主張が対立している。費用対効果で劣るとされた舞鶴ルートについて京都府の山田啓二知事は30日、東京であった与党の検討委員会で、独自の試算を元に巻き返しを図った。滋賀県は米原ルートの優位性を主張する構えで、「我田引鉄」の合戦は続きそうだ。

 延伸ルートは舞鶴のほかに、小浜・京都、米原がある。国土交通省の試算では、費用対効果を示す指数は米原が2・2、小浜・京都が1・1、舞鶴は0・7だった。1を下回ると経済効果と費用が釣り合わないとされ、整備新幹線をつくる条件から外れる。

 山田知事は非公開の検討委が終わった後に、国交省の試算に反論したことを明らかにした。新幹線ができることによる旅客数や消費額の増加など、全体の経済効果を京都府が独自に試算したところ、舞鶴は費用対効果の指数が1・0になったという。

 京都府の試算については与党議…

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