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 米オハイオ州コロンバスのオハイオ州立大学で、ソマリア出身の同大生が乗用車やナイフを使って11人を負傷させた事件で、連邦捜査局(FBI)の担当者は11月30日、過激派組織「イスラム国」(IS)などに触発されたテロ事件の可能性があると明らかにした。ただ、容疑者がISから直接指示を受けていたかは不明で、動機などについて引き続き調べているという。

 28日に起きた事件では、アブドゥル・ラザク・アリ・アルタン容疑者(18)が警察官に射殺された。FBIによると、ISのほかに、アルカイダ系組織の指導者で、2011年に米国によって殺害された故アンワル・アウラキ容疑者に影響を受けた可能性もあるとみて調べているが、現段階では共犯者などは浮かんでいないという。

 IS系のメディアは29日、アルタン容疑者について、「ISの兵士」と主張する声明を発表した。(ニューヨーク=中井大助