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 インドネシアの検察当局は1日、ジャカルタ特別州のバスキ・チャハヤ・プルナマ知事(50)を刑法上の宗教冒瀆(ぼうとく)罪で、在宅のまま起訴した。自ら出馬する来年2月の知事選に関し、国民の9割が信奉するイスラム教をおとしめる発言をしたとして、イスラム強硬派の団体に刑事告発されていた。初公判は今月上旬にも開かれる見通し。

 バスキ氏は少数派の中華系で、キリスト教徒。前任の知事だったジョコ・ウィドド大統領の盟友でもある。9月にイスラム教の聖典コーランの一節を引き合いに「地獄に落ちると信じ込まされたせいで(異教徒の)私に投票できないと思うなら構わない」と述べ、反発を招いていた。

 強硬派はバスキ氏の拘束を求めて、2日にジャカルタ中心部で大規模な集会を開く予定。11月の大規模デモでは一部が暴徒化しており、今回も治安当局が警戒を強めている。(ジャカルタ=古谷祐伸)

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