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 東京都は、電線を地中に通す「無電柱化」を進めるため、都道での電柱の新設を禁止することなどを定めた条例を作る方針を決めた。小池百合子知事が都知事選で公約に掲げた政策の一つで、素案作りを急ぐ考えだ。国土交通省によると、無電柱化を推進する条例が制定されれば都道府県では初となる。

 1日開会の都議会の所信表明で小池氏は「無電柱を日本の新たな常識へ」と述べ、条例制定を明言した。条例には都道での電柱新設禁止や無電柱化計画の策定などを盛り込む予定。

 無電柱化は、災害時に電柱が倒れて道路をふさぐ事態を避けたり、景観を向上させたりする目的で、都はこれまでも取り組んできた。今後は、災害時の緊急輸送道路などを無電柱化する場合の事業者への補助制度拡充などを進める。国交省によると、都の無電柱化率は全国トップだが、約5%にとどまるという。

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