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 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件を受け、神奈川県は1日、県の指定管理者として園を運営する社会福祉法人「かながわ共同会」に対し、業務改善を求める勧告を出したと発表した。県が設置した第三者委員会が11月25日、共同会の対応を「不十分」とした検証報告書をまとめており、危機管理の観点から是正すべき点があると判断したという。

 報告書によると、元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)=鑑定留置中=に関する危険情報を共同会は事件前に県警から得ていたのに、適切に評価せず、県への報告を怠っていた。報告があれば、「被害の発生や拡大を防止できた可能性も否定できない」とも指摘していた。

 勧告で県は、こうした指摘について共同会の見解を問うとともに、改善計画書を26日までに提出するよう求めた。