米コーヒーチェーン大手のスターバックスは1日、ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)が来年4月3日付で退任し、執行役会長に就任すると発表した。後任のCEOは最高執行責任者(COO)のケビン・ジョンソン氏が昇格する。

 ジョンソン氏はマイクロソフトなどIT業界を30年以上歩み、09年にスターバックスの役員になった。同社のネット販売などを拡大させ、シュルツ氏の信頼を得ていた。

 シュルツ氏は1982年にスターバックスに入社。いったん退社したが、数年後に再び戻り、スターバックスを世界的なコーヒーチェーンに育てたことで知られる。雇用問題や退役軍人の権利など、政治課題への発言も多く、政界進出の臆測もある。

 スターバックスは世界約70カ国に2万4千店以上を展開。日本には9月末現在約1200店がある。(サンフランシスコ=宮地ゆう