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 米国防総省は1日、カーター国防長官が3日から日本やインド、中東、欧州など計6カ国を訪問し、各国の防衛担当者と協議するほか、駐留米軍などを訪れると発表した。日本の訪問では、7日に稲田朋美防衛相と日米防衛首脳会談を行う予定だという。トランプ次期政権への移行を前に、関係国との連携強化を確認する見通しだ。

 カーター長官はカリフォルニア州を訪問した後、6日に日本を訪問。7日に防衛首脳会談を行い、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移転問題や日米地位協定の見直し、北朝鮮情勢などについて協議し、共同記者会見も予定している。

 同長官はその後、インドやバーレーンのほか、イスラエル、イタリア、英国を訪問。イスラエルでは、米国産の最新鋭戦闘機F35の初配備の式典に出席する。

 米大統領選で勝利した共和党のトランプ氏は、日本からの撤退表明を示唆したり、北大西洋条約機構(NATO)加盟国への米軍駐留経費の負担増を求めたりするなど、同盟・友好国に動揺が広がっており、カーター長官が訪問し、協議の場を持つ狙いがありそうだ。(ワシントン=佐藤武嗣)

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