[PR]

 経済産業省は2日、大阪府が2025年の開催を目指す国際博覧会(万博)について、誘致の是非を決める検討会の委員名簿を発表した。経団連の古賀信行副会長(野村証券会長)を座長に、松井一郎大阪府知事や吉村洋文大阪市長、京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長、吉本興業の大崎洋社長ら計29人で構成する。

 検討会は大阪府の基本構想の実現性や経済効果、すでに開催申請しているパリを相手に勝算があるかどうかなどを検討する。16日に第1回会合を開き、3回程度の議論を経て、来年春ごろに結論を出す。20年東京五輪後の景気浮揚策として、前向きな検討が行われるとみられる。

 大阪府が政府に提出した基本構想によると、万博のテーマは「人類の健康・長寿への挑戦」。25年5~10月の半年間、大阪湾の人工島、夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)で開催し、3千万人の来場者を見込む。開催費用は会場建設費と運営費を合わせて約2千億円、経済波及効果は6兆円と推計している。

 万博誘致の主体は国となるため、政府が博覧会国際事務局(BIE)に申請し、加盟国の投票で選ばれる必要がある。フランスが11月22日にパリ開催を申請しており、他国は半年以内に立候補しなければならないルールとなっている。

■経産省「2025年国際博覧会検討会」委員名簿(敬称略)

 古賀信行(経団連副会長)=座長

 秋山弘子(東大高齢社会総合研究機構特任教授)

 石毛博行(日本貿易振興機構理事長)

 井戸敏三(関西広域連合長)

 大崎洋(吉本興業社長)

 尾崎裕(大阪商工会議所会頭)

 尾山基(アシックス社長)

 蔭山秀一(関西経済同友会代表幹事)

 樫畑直尚(和歌山経済同友会代表幹事)

 加藤友康(カトープレジャーグループ代表取締役兼CEO)

 喜多恒雄(日本経済新聞社会長)

 小泉武夫(東京農大名誉教授)

 澤田裕二(SD社長)

 渋谷健司(東大大学院教授)

 角和夫(阪急電鉄会長)

 瀬名秀明(作家)

 土屋裕弘(田辺三菱製薬会長)

 鳥井信吾(サントリーホールディングス副会長)

 橋爪紳也(大阪府立大21世紀科学研究機構教授)

 福井澄郎(関西テレビ放送社長)

 増田明美(スポーツジャーナリスト・大阪芸術大教授)

 松井一郎(大阪府知事)

 松下正幸(パナソニック副会長)

 森詳介(関西経済連合会会長)

 森下竜一(大阪大大学院教授)

 山田邦雄(ロート製薬会長兼CEO)

 山田義仁(オムロン社長)

 山中伸弥(京大iPS細胞研究所所長)

 吉村洋文(大阪市長)