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 中国で22年前に起きた強姦(ごうかん)殺人事件の死後再審で、最高人民法院(最高裁に相当)は2日、無罪判決を言い渡した。当局は「習近平(シーチンピン)指導部が進める司法改革の成果」とアピールするが、関係者が「政治の妨害」を示唆したことから、市民からは「遅すぎた正義」への批判が噴出している。

 事件は1994年8月に発生。河北省石家荘市で38歳の女性工員が殺され、同10月に当時19歳の男性工員が逮捕された。一、二審とも有罪となり、95年4月、二審判決の2日後に死刑が執行された。

 ところが、2005年に別の事件で捕まっていた男が「自分が真犯人」と名乗り出て、メディアが「冤罪(えんざい)の疑いがある」と相次いで報道。死刑となった男性の家族は07年から裁判所に無罪を訴え続け、最高人民法院は今年6月に再審開始を決定した。

 同法院は「逮捕前後の本人や証人の調書がなくなっており、自白内容に疑いがある」などと指摘し、「被告の犯行とは断定できない」と判断した。二審の裁判所も即日、家族への謝罪文を公表し、賠償の手続きを進めるとした。

 同法院の責任者は国営新華社通…

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