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 ハイヒールラン、サイクリングスタンプラリー、グランピング(優雅なキャンプ)……。新宮市の女性の市職員や民間女性でつくる「新宮市魅力発信女子部」(部員25人)は、地域の活性化につながる体験型イベントや商品開発に関する26の企画案をまとめた。関係団体の協力を得られたものから実現を図っていく。

 昨年度、第1弾の取り組みとしてオンラインのガイド本「コミュニティートラベルガイド・新宮人」(http://communitytravel.jp/shingu/別ウインドウで開きます)を制作した女子部。今年度、第2弾として明治大学の女子学生10人とともに練った企画は「地域の魅力を体感するアクションアイデア」。9月に2日間の会議をし、その後もフェイスブックでやりとりをしながら26案をつくり、3日に市福祉センターで発表会を開いた。

 ハイヒールランは名前の通りハイヒールをはいて走る徒競走で、欧米でLGBT(性的少数者)についての啓発や貧困解消のチャリティーなどして催されている。考えた部員は「商店街や市内の名所で出来れば。真剣にふざけ、楽しい地域だとアピールしたい」と話す。ほかに、豊かな自然を生かした大人向けのピクニック、世界遺産を巡る自転車スタンプラリー、名所や祭りを紹介するブックカバーや絵本の制作など、主に女性や若い世代に集まってもらう仕掛けが並ぶ。

 発表会に集まった約40人の市民からは「仮装という条件を組み合わせてみては」「しっかりと作り込んで、期待を上回る催しに」といった助言が寄せられた。市商工観光課の担当者は「年度末の3月までに、いくつか試しに実現させたい」と話している。(東孝司)