【動画】契約更改を済ませ、記者会見する日本ハムの大谷翔平=山本裕之撮影
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 プロ野球・日本ハムの大谷翔平投手(22)が、早ければ2018年に米・大リーグへ挑戦することが可能になった。5日、札幌市内の球団事務所であった契約更改交渉で、球団側が「大リーグへの移籍を望む場合は、意思を尊重する」と本人に伝え、大谷が希望する時期でのポスティング移籍を容認した。

 日本ハムは、大谷の入団交渉時から将来的な大リーグ挑戦について理解を示していたが、契約更改の席で言及するのは初めて。7千万円増の2億7千万円(金額は推定)で契約を更新した大谷は「来年はまず100%、ファイターズのために気持ちを注ぐ」としたうえで、「自分が(大リーグに)行きたいと思った時期に、その意思を尊重してもらえることになった。応援してもらえるのはありがたい」と話した。(山下弘展)

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 《ポスティングシステム(入札制度)》 海外球団に移籍できるフリーエージェント(FA)権を持たないプロ野球選手が、大リーグ移籍を目指す際に適用される制度。選手は所属の日本球団への譲渡金(最高額2千万ドル=二十数億円)を支払う意思を示した全球団と交渉できる。現行制度は2013年オフに日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)の間で協定が締結された。NPBとMLBの協定期間は3年で、以降1年更新。2016年10月末に最初の3年間を終え、今後は1年更新が続く。制度の変更を求める場合は、日米どちらかが180日前までに相手側に通知し、交渉に入る。

 来オフについて、仮に日本側が改定を求める場合は、10月31日の180日前までにMLB側に通知しなければならない。