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 太平洋戦争の口火を切った75年前の真珠湾攻撃で、湾内の島にいた住民たちの証言を載せた「パールハーバー・アーカイブ」が、7日、ネット上で公開される。掲載された体験談や写真はハワイ在住の米国人女性がまとめた。

 アーカイブ(http://1941.mapping.jp/別ウインドウで開きます)は、首都大学東京の渡邉英徳准教授(42)が制作した。アクセスすると、画面上の地球儀が米ハワイ・オアフ島の真珠湾にズームイン。画面上の炎上する米戦艦や住民たちの小さな画像をクリックすると、拡大写真や英文の証言が表示される。

 「カーテンをよけ、窓の外を見たらエンジンから炎が出る戦闘機が見えた。(中略)その時、我が家との距離が400メートルにも満たない戦艦アリゾナが爆発した」「祖父は(逃げ込んだ防空壕(ごう)で)日本人が来たら自分自身を撃てと祖母に言った。かつて中国に住んだ彼らは、侵略した日本軍の女性や子どもに対する残虐行為を知っていた」

 こうした証言を寄せたのは、75年前に真珠湾内のフォード島にある米海軍官舎で暮らしていた軍人や家族。大戦前の1936年に建てられた計20戸の官舎は、戦艦アリゾナやネバダなどの停泊海域に近い島北東端にあり、住民は攻撃を間近で目撃した。

 証言や記録を集めたのは、カタリナ・ルクシェフスキーさん(49)。海軍勤務の夫とともに、2013年からフォード島の官舎で暮らす。一帯の官舎には地下の防空壕や、破壊された軍艦から飛び散った破片の跡が残る。約300メートル先の海底には、攻撃を伝える記念館となったアリゾナが今も沈んだままだ。

 ルクシェフスキーさんは「一瞬で世界を変えた出来事が自宅の裏で起きていた」ことに驚き、当時の住民に話を聞きたいと感じた。地元史に詳しい人の協力も得て取材を重ね、18家族の体験談をつづった証言集「フォード島、1941年12月7日」を2年前に出版。今回のアーカイブは、その一部を掲載している。

 「戦艦から脱出した兵士の皮膚…

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