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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は10日(日本時間11日)、仏・マルセイユで男子フリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が187・37点でフリー3位となり、合計293・90点で優勝。大会4連覇を達成した。4連覇は男女を通じてシングルでは史上初めて。

 羽生は立ち上がりの二つの4回転ジャンプを成功させたが、4回転サルコーで転倒するなど後半のジャンプでミスが重なった。SP上位の他選手も失敗を続けたため、金メダルを手にした。羽生は「演技自体は満足していない。フリー3位は悔しいが、結果的に4連覇という目標を達成できた」「結果についてはうれしい」などと語った。

 SP4位の宇野昌磨(中京大)は自己ベストとなる195・69点を出してフリー2位。合計282・51点で2大会連続となる総合3位になり、「フリーはいい演技だったが、それでも完璧まではたどり着かなかった」。4度の4回転ジャンプを全て成功させたネーサン・チェン(米国)が197・55点でフリー1位となり、総合2位になった。

 女子フリーは、ショートプログラム(SP)3位の宮原知子(関大)は143・69点でフリー2位、合計218・33点といずれも自己ベストを更新し、2大会連続での銀メダルに輝いた。ガッツポーズを見せた宮原は「何とか滑りきったという気持ちとしっかり演技ができたという気持ちだった。自信になる」と笑顔を見せた。SP首位のエフゲニア・メドベジェワ(ロシア)がフリーでも1位になり、合計227・66点で2連覇を果たした。