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 今も多くの人々から愛されるサザンオールスターズ。その原点は神奈川県茅ケ崎にある。「伝説のファン」や老舗商店の店主。この街でサザンと生きる人を訪ねた。

 ♪砂まじりの茅ケ崎~

 サザンのデビュー曲「勝手にシンドバッド」はこのフレーズから始まる。38年前。その情景を一目見ようと、250ccのバイクにまたがり、東京都荒川区の自宅から茅ケ崎の海岸を目指した高校生がいた。

 「当時は防砂林が低くて、海岸線を走ると本当に砂がつくんですよ。ああ、これが桑田(佳祐)さんの歌っている光景なんだなあって震えましたね」

 茅ケ崎市の自宅で長坂浩さん(55)は目を細める。

 サザンとの出会いは、デビュー当初にまでさかのぼる。それまで背伸びして洋楽を聴いていた少年は、TBSのバラエティー番組「ぎんざNOW!」で流れる歌に釘付けになった。

 ファンクラブに入会すると、会員番号は18番。ファンの間ではそれより先は関係者しかいないとも言われる「伝説」の存在だ。

 人生には、常にサザンがあった。若いころから茅ケ崎と東京を行き来。もともと表札屋だった縁で桑田さんの家の表札を作ったこともあった。

 同じくファンの妻・由美子さん(54)とオフ会で知り合うと、2007年3月に仕事を辞めて茅ケ崎に移り住み、アパート暮らしを始めた。「聖地への憧れっていうのかな。いつか住みたいっていう俺のDNAがムラムラしちゃった」

 2人で歩きながら烏帽子岩を眺…

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