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 自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険料が、2017年4月から安くなる見通しとなった。すべての車種の平均で、5~10%程度下げる方向で調整している。引き下げは08年度以来、9年ぶりとなる。保険金の支払い減少で利益が出ているためで、保険料を下げて加入者に還元する。

 近く損害保険業界内で新たな保険料の案が示される。その後、来年1月の金融庁の自賠責保険審議会で議論し、引き下げ幅を正式決定する。

 現在の自賠責保険料は、2年契約で乗用車が2万7840円、軽自動車が2万6370円。引き下げにより、それぞれ2千円程度安くなる見通しだ。

 自賠責保険は、車の保有者が必ず加入しなければならない強制保険で、損保がもうけたり、逆に損を出したりしないように保険料を調整している。自賠責保険料は13年度に引き上げられ、14年度からは3年連続で据え置かれた。保険の収支は、14、15年度が数百億円の黒字で、16年度も黒字の見通しとなり、値下げすることになった。(真海喬生)

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