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◇本戦1回戦

▲羽生善治名人―△石井健太郎四段

対局日:2016年1月21日

■四段の挑戦

 四段昇段から日の浅い棋士は、羽生と対戦することだけでも大きな価値がある。タイトルを複数保持している羽生は、各棋戦で予選に出ることがない。若手棋士が羽生と顔を合わせるには、1次予選からタイトル挑戦や本戦まで勝ち上がらなければならないのだ。対戦するだけで難条件というのが第一人者の貫禄なのだろう。

 1次予選を勝ち抜いた石井は、2次予選で橋本崇載八段、佐藤康光九段と強豪を破って本戦入り。そして、抽選により1回戦で羽生との対戦となった。厳しい当たりが続くが、名を上げる機会でもある。対局前の石井は緊張の面持ちだったが、対局が始まると臆することなく指し進めた。

■角換わり腰掛け銀に

 対局は羽生の先手で角換わり腰掛け銀に進んだ(第1図)。角換わりはスペシャリスト以外、あまり用いられない時期もあったが、2015年度はもっともよく指されている。時代は変わるものだ。長らく相居飛車での主流戦法だった矢倉は、後手の対抗策が優秀で以前よりも減少した。矢倉から角換わりに流入する棋士が増えている要因といえる。

 第1図で△3三銀ならいわゆる…

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