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 武雄市の武雄温泉で14日、1年間のあかやホコリを落とし、新年を迎えるための年末大掃除があった。法被姿の従業員らが、温泉のシンボルである国重要文化財の楼門をササ竹を使ってすす払いした。

 この日は年に1度の全館休館日。従業員と設備メンテナンス業者計約70人が、総掛かりで元湯など三つの大衆浴場と貸し切り風呂の洗い場や浴槽をデッキブラシで念入りに洗い流したり機材点検をしたりした。

 武雄温泉の岸川日出男総務課長(61)の話では、今年は熊本地震の影響で入浴客は例年に比べ3割ほど減っているが、少し寒くなった10~11月になってようやく前年並みの客足が戻ったという。

 15日からは、来年末の大掃除まで無休で営業。元日は午前6時に元湯で「初湯開き」があり、入浴客におとそを振る舞う。同6時半に全館の湯殿を一斉に開けるという。岸川課長は「来年は酉(とり)年でもあり、飛躍の年になるよう新たな気持ちでお客様を迎えたい」と話した。(安楽秀忠)