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 日本の国連加盟60年を記念したイベントが19日、米ニューヨークの国連本部で開かれ、左官職人の久住有生(くすみなおき)さん=兵庫県出身=らがコテで塗り壁の技術を披露した。できあがったばかりの土壁に潘基文(パンギムン)事務総長や各国大使、国連職員らが平和を願うメッセージをそれぞれの言語で刻んだ。

 ブータンやタイ、インドネシア、韓国、アフガニスタンなどアジアの国連大使が多く出席し、別所浩郎大使と60周年を祝った。漢字で「平和」と刻んだ潘氏は「平和は希望と夢の土台。日本は平和を愛する国として加盟し、保健衛生や災害予防などの分野で指導的な役割を果たしてきた。60年間、熱心な国連パートナーである日本に感謝する」と演説した。

 出席したセネガル出身の国連職員パパ・デンベレさん(32)は「日本が第2次世界大戦から多くを学び、平和を国家の理念にして歩んできたことは世界で知られている。セネガルでは特に農業と教育の分野で支援を受けてきた。今後も世界の発展に貢献してほしい」と期待を語った。

 日本の加盟は1956年12月18日の国連総会で全会一致で承認された。(ニューヨーク=金成隆一

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