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 今年のえと、酉(とり)にちなんだ「とりづくし-干支(えと)を愛(め)でる」展が、京都市東山区の京都国立博物館で開かれ、長寿や繁栄のシンボルとしての鳥を表した、めでたい絵画や工芸品を展示している。

 井並林太郎研究員によると、鳥を画題とした絵画が特に増えるのは中世以降。中国絵画の影響を受けて水墨画が発達し、寺院や城のふすまや屛風を花鳥画が飾るようになった。

 明に学んだ室町時代の画僧、雪舟の「四季花鳥図屛風(びょうぶ)」(重要文化財)は、島根・石見の武家、益田家に伝わったもので、家を継いだ祝いに贈られたとの伝承があるという。長寿の象徴の鶴、出世を意味するサギ、夫婦や兄弟の情愛を表すオシドリ、セキレイなどが松や梅の木の周りに描かれている。

 若冲とみまがうリアルな鶏の絵…

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