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 楽器大手のヤマハ(浜松市)は27日、同社のリゾート施設「つま恋」(静岡県掛川市)の不動産と商標をホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ、神戸市)に譲渡することで基本合意したと発表した。HMIホテルグループは来年4月から「つま恋リゾート『彩(さい)の郷(さと)』」として新たに営業を始める。最終的な売却価格は未定という。

 つま恋は「フォークソングの聖地」として知られ、地元の掛川市が譲渡に際して「つま恋」の名前を残すことなどを要望。ヤマハはこうした要望を基本条件とする入札方式で、HMIを選んだ。HMIは年明けから、希望する社員の再雇用や納入業者との取引継続の協議に入るという。

 つま恋は近年、設備の老朽化や消費者ニーズの二極化で赤字が続き、今月25日に一般営業を終了した。

 HMIは経営不振の物件を買い取るなどして再生させるビジネスモデルが特徴。現在、全国で58の宿泊施設やスポーツ・カルチャー施設を運営している。