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 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県大津町。地震後の2016年7月、着物の貸し借りを仲介するビジネスが産声を上げた。

 上田剛士さん(31)が起業した「Wa Lend(ワ・レンド)」。拠点は実家の一軒家だ。着物を貸したい人がサイトに情報を登録。気に入った人がレンタルを申し込む。着物は所有者から借りる人へ送られ、レンタル料の一部が同社に手数料として入る。

 サイトは上田さんが独学でつくり、父と伯母がチラシを配った。今は20人から振り袖や留め袖、浴衣が50点余り出品されている。成人式の前撮りや式当日の予約も入ってきた。「今は1人の会社だが、人を雇う必要も出そうだ」

 上田さんはかつてプロサッカー選手を目指したが腰を痛めて挫折。起業を目指し、コーチなどをして300万円をためた。米国で卒業パーティー向けドレスレンタルが成功していると知り、日本では成人式での着物レンタルを個人でできないかと考えた。曽祖父が着物屋の番頭でゆかりも感じた。

 ワ・レンドでは、貸し手が借り手に手紙を書く。「おばあちゃんが孫のような子に、手紙を添えて着物を貸す。世代を超えたつながりができれば」。社名の「Wa」には和装の「和」だけでなく、人をつなぐ「輪」の意味もある。

 地域の互助精神「ゆいまーる」…

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