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 春日大社(奈良市)で77年前に天井裏から見つかった太刀3振りが、平安時代末から鎌倉時代にかけての名刀であることが分かった。大社が29日、発表した。国宝殿で開催中の記念展で3月27日まで公開している。

 1939年に宝庫天井裏から見つかった刀剣12振りのうちの3振りで、全長106・6~113センチ。刀身がさびついた状態で保存されていたが、第60次式年造替(しきねんぞうたい)を記念して人間国宝の本阿弥光洲氏に研ぎ直しを依頼し、当初の姿を取り戻した。それを東京国立博物館の酒井元樹主任研究員(日本工芸史)が鑑定した。

 酒井さんによると、「国吉」銘の1振りは鎌倉時代後期の肥後の刀工、延寿国吉の作。室町幕府6代将軍足利義教の刀を鍛えたことで名高い人物という。

 無銘の2振りは、名刀の代名詞ともされる「古備前」で、平安末期から鎌倉初期の作。大社によると、鎌倉幕府六波羅探題を務めた北条時村が1283(弘安6)年に奉納したという記録が残る太刀にあたる可能性が高い。

 3振りはいずれも黒漆のさやに…

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