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 群馬県太田市の中央医療歯科専門学校であった「社会人常識マナー検定試験」で、同校の女性教員が学生に問題を事前に漏らしていたことがわかった。検定を主催する公益社団法人「全国経理教育協会」(東京)は、同校での今回の試験を無効とし、受験した49人の再試験を行う方針。協会は同校への処分も検討している。

 協会によると、検定はコミュニケーションやビジネスマナーなどを問うもので「協会が行う簿記能力検定と同格で、合格証書は就職に有利」と説明する。

 事前に漏れた問題は、1月21日に専門学校など全国127会場で一斉に行われた3級の試験。3647人が受験を申し込んだ。

 学校などによると、16日に学校に問題が届いた。封筒には「試験直前まで開封厳禁」と大きく書かれており、同校は問題を職員室の戸棚に入れ、施錠して保管した。ただ、鍵を収納した戸棚は無施錠で、教職員ならだれでも手に取れる状態だったという。

 同校によると、問題を漏らした30代の女性教員は、17日に試験問題を取り出してコピーし、その後、職員室のパソコンで問題を打ち直した。全18問中、図表のある2問を除く16問のプリントを作り、18日の授業で全1年生50人に予想問題として配り、解答も教えた。16問の配点は96点で、全問正解なら合格ラインの70点を軽くクリアする。

 試験後、「事前に教わったのと同じ問題が出た」と受験生から協会に電話があり、協会が学校に報告を求めた。女性教員は学校に対し、「検定の指導は初めてで不安があった。全員を合格させたくてやってしまった」と話したという。教員は1年の担任を外され、26日付で15日間の出勤停止処分となった。

 また、検定の開始時間は全国一…

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