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 31日午前9時20分ごろ、岐阜県上空を試験飛行していたヘリコプターから窓1枚が落下したと、ヘリの点検を担っていた中日本航空から110番通報があった。大垣署によると、けが人はおらず、建物への被害もなかった。落下した窓は見つかっていないという。

 署や中日本航空の説明では、落下したのは機体左側にある台形の窓で高さ73センチ、横30~60センチ、重さ約2キロ。岐阜県内の揖斐川上空約500メートルを飛行中に窓が落ちたことに搭乗者が気付いたという。

 イタリア・レオナルド社製のヘリは2011年に製造され、大阪府警が所有している。昨年9月から年に1度の定期点検を中日本航空が依頼されていた。この日は約1時間半の試験飛行のため、定員15人のヘリに3人が乗り込み、午前8時45分ごろ愛知県豊山町の県営名古屋空港を離陸した。岐阜県瑞穂市の揖斐川上空で折り返す計画だった。操縦士は住宅街を避け、川や田んぼなどの上空を飛んでいたという。

 中日本航空の広報担当者は「誠に申し訳ありません。再発防止と原因究明を進め、より一層の安全運航に努めたい」と話した。