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 新春を祝って矢を放つ「初射会(はつしゃかい)」が3日、大津市の市立皇子が丘公園弓道場であった。はかまを着た10~70代の男女77人が参加し、今年1年の弓道の上達を願った。

 50年以上続く正月恒例の伝統行事。会は、県弓道連盟の中野秀也会長が28メートル先の的(直径36センチ)を目がけて2本の矢を放つ「矢渡(やわたし)」の儀式で始まった。続けて連盟の会員たちが10人ずつ横一列に並び、静まりかえった厳粛な雰囲気のなか、的に狙いを定めていた。

 この日は、新成人5人の姿もあった。立命館大の弓道サークルに所属する西浦未来(みく)さん(20)は初めて参加。「みんなが見ているなかで、とても緊張した」と2本とも的には当たらなかったが、「責任感を持って自立した大人になりたい。練習通りの成果を出せるように、稽古に精進していきます」と話した。(仲大道)