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 17都府県のコンビニエンスストアの現金自動出入機(ATM)で昨年5月、計約18億6千万円が一斉に引き出された事件で、福岡地検は、指定暴力団工藤会系組員2人を窃盗などの罪で起訴した。

 起訴されたのは、いずれも大分県日田市の徳重夏生(24)と松本弘徳(22)の両容疑者。起訴状によると、2人は昨年5月15日早朝、福岡市中央区のコンビニで、偽造カードを使ってATMを操作。徳重容疑者が計40万円、松本容疑者が計150万円をそれぞれ不正に引き出したとされる。

 一連の事件では、全国で複数の指定暴力団の組員らが逮捕された。福岡県警は指定暴力団神戸山口組系組員や少年ら計16人を逮捕し、昨年12月に発表。徳重、松本両容疑者は引き出し役(出し子)に指示する役割だったと県警はみている。(井上怜)