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 東京都文京区でゆかりの深い文豪・夏目漱石にちなんだ原付きバイク用オリジナルナンバープレートの交付が始まった。原付き1種600枚、2種400枚の計千枚限定で、「走る広告塔」の期待を担う。

 区制70周年記念事業の一環としてデザインを公募、24点から選んだ。開いた本型の外形で「文化の香り高い」文京区をイメージ。「吾輩は猫である」の舞台となった漱石の旧居「猫の家」跡が区内にあることにちなみ、猫のシルエットと小説の本文をあしらった。交付は無料で、登録済みの人も1回に限りオリジナルプレートに変更できる。「駐車場や街頭で見かけた人にあれっと思われれば、文京区に興味をもってもらえるよいチャンス」と小池陽子税務課長は期待する。

 初日の6日に交付窓口を訪れた区内の会社社長、藤川伊知郎さん(48)は所有する原付き6台分を申請。「大人っぽいデザインが気に入った。猫好きなのでうれしい」とにっこり。区は公用の原付きにもオリジナルプレートを装着。工事現場に行く時などに乗るという道路課改良工事係の高橋彬さん(34)は「いつものバイクがかっこよく見えます」と顔をほころばせた。(西本ゆか)