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 米航空宇宙局(NASA)は6日、火星軌道を周回中の無人探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」が撮影した地球と月の画像を公表した。地球と月の見かけの距離が近くなる期間を狙って高解像度カメラで撮影した珍しい画像という。

 画像は昨年11月20日、火星が地球から約2億キロ離れた位置で撮影。地球と月の明るさが同じくらいに見えるように画像を処理している。右半分が暗く半月のように見える地球は、正面中央にオーストラリア大陸が写り、左上部の赤茶色の部分は東南アジアという。高解像度カメラは、通常は火星表面を観察するのに使われている。

 地球と月の距離は、地球の直径の約30倍ある。写真は、火星から見て月が地球の後方にある時に撮影したため、実際より近づいて見える。(ワシントン=小林哲