【動画】彦根港と竹生島や多景島を結ぶ航路に新しい観光船「直政」がお目見え=大野宏撮影
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 彦根港と竹生島や多景島を結ぶ観光汽船を運航している近江トラベル(彦根市)が9日、新しい観光船「直政」をお披露目した。8日に放映が始まったNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主要登場人物の一人、彦根藩祖井伊直政(1561~1602)にちなみ「井伊の赤備え」に内外装を一新した。

 「第5わかあゆ」として定期運航していた160人乗り62トンの汽船を、赤地に金の井桁の井伊家の甲冑(かっちゅう)風に塗り替え。内外装に井伊家の家紋「彦根橘(たちばな)」をあしらった。植田重弘社長は「リニューアルを検討していた2年前に大河ドラマが決まり、今やらなければと決断した」とあいさつした。2月までは定期航路で随時運航。3月からは毎日竹生島へ2便、多景島へ1便が運航する。

 直政は遠江の国人領主井伊直親の嫡男として生まれた。父が今川氏に殺された後、後見人となった直虎(次郎法師)に育てられる。徳川家康に仕えて武田家の旧臣を与えられ、軍装を赤に統一。「井伊の赤備え」と称された。関ケ原の戦いの戦功で石田三成の佐和山城を与えられ、彦根藩の基を築いた。大河ドラマでは成人後を菅田将暉さんが演じる。(大野宏)