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 神奈川県小田原市の小田原城址(じょうし)公園の御用米曲輪(ごようまいくるわ)に9日、イノシシ1頭が現れた。市は安全のため、地元の猟友会の協力で殺処分にした。観光客ら約500人が本丸から一時避難した。

 市によると、イノシシは体長約90センチ、体重約40キロの雄で、推定3歳程度。市職員が午前9時半過ぎ、御用米曲輪にいるイノシシを確認し、正午前に猟友会が処分した。

 御用米曲輪は本丸北側のフェンスに囲まれた区域にあり、一般の人は立ち入りができない。本丸の方向へ銃を撃つため、連休中でにぎわう天守閣など、本丸の観光客や売店店員らを避難させたという。

 8日にも公園内でイノシシの目撃情報があり、同じイノシシとみられるという。市環境保護課職員は「城址公園にイノシシが出たのは初めてだと思う」と話した。