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 映画誌「キネマ旬報」は10日、2016年に公開された作品ベスト・テンと個人賞を発表した。日本映画の1位は戦時中の広島を生き抜く女性を描いたアニメ「この世界の片隅に」だった。アニメ作品が1位になるのは、1988年度の「となりのトトロ」以来で、アニメ作品の日本映画監督賞受賞は初。ベスト・テンと他の受賞者は次の通り。

 【日本映画】①この世界の片隅に②シン・ゴジラ③淵(ふち)に立つ④ディストラクション・ベイビーズ⑤永い言い訳⑥リップヴァンウィンクルの花嫁⑦湯を沸かすほどの熱い愛⑧クリーピー 偽りの隣人⑨オーバー・フェンス⑩怒り

 【外国映画】①ハドソン川の奇跡②キャロル③ブリッジ・オブ・スパイ④トランボ ハリウッドに最も嫌われた男⑤山河ノスタルジア⑥サウルの息子⑦スポットライト 世紀のスクープ⑧イレブン・ミニッツ⑨ブルックリン⑩ルーム

 【文化映画】①ふたりの桃源郷

 【個人賞】日本映画監督=片渕須直(この世界の片隅に)▽同脚本=庵野秀明(シン・ゴジラ)▽主演女優=宮沢りえ(湯を沸かすほどの熱い愛)▽主演男優=柳楽優弥(ディストラクション・ベイビーズ)▽助演女優=杉咲花(湯を沸かすほどの熱い愛など)▽助演男優=竹原ピストル(永い言い訳)▽新人女優=小松菜奈(溺れるナイフなど)▽新人男優=村上虹郎(ディストラクション・ベイビーズなど)▽外国映画監督=クリント・イーストウッド(ハドソン川の奇跡)