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 電車内で痴漢をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた弁護士の男性(38)=千葉県市川市=に対し、東京地裁(斉藤啓昭裁判長)は11日、無罪(求刑罰金50万円)の判決を言い渡した。

 男性は2015年6月3日午前8時ごろ、JR総武線の新小岩駅から錦糸町駅間の快速電車内で、女子高校生の尻を触ったとして、起訴された。判決は、男性に背後から触られたという被害者の供述について、「男性を犯人と勘違いした可能性を否定できない」と結論づけた。男性は東京弁護士会所属の弁護士。

 東京地検の落合義和次席検事は「検察官の主張が認められなかったことは、遺憾であり、判決内容を十分に検討して適切に対処したい」とのコメントを出した。