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 東北や海外の被災地で、復興への願いを込めて織り続けられてきた「さをり織り」の展示が12日、神戸市中央区の商業施設「ハウジング・デザイン・センター神戸」で始まった。阪神・淡路大震災から22年になる17日まで続く。

 兵庫県西宮市の被災者支援団体「ツナミクラフト」などが2013年12月、「東日本大震災を乗り越える」との思いから、3月11日にちなみ311メートルを目指して始めた。岩手や宮城、インド洋大津波で被害を受けたタイなどで計約3500人が参加して織り、約380メートルまで伸ばしてきた。

 今後は熊本地震の前震が起きた4月14日にちなみ、414メートルまで織り、熊本の被災地での展示を目指す。

 ツナミクラフト代表の東山高志さん(50)は「被災地では今からでもできることがある。さをり織りに触れて関心を持ってもらい、被災地に足を運んでほしい」と話した。(千種辰弥)