[PR]

 韓国サムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イジェヨン)サムスン電子副会長が12日、特別検察官捜査チームに出頭した。サムスンが朴槿恵(パククネ)大統領が主導して設立した財団に巨額の資金を出し、朴氏の支援者チェ・スンシル被告の娘を支援したのは、朴政権がサムスングループ内の企業合併に協力した見返りとみて調べる。

 李副会長は12日午前、捜査チームが入るビルに到着し、記者団に「国民の皆さまに申し訳ないと思う」と語った。李副会長に抗議する市民らも詰めかけ、「拘束しろ」などと訴え、騒然とした。

 また、捜査チームは12日、前文化体育観光相の金鍾徳(キムジョンドク)容疑者(59)ら3人を職権乱用権利行使妨害などの疑いで逮捕した。金容疑者らは、朴政権に批判的な芸術家や俳優らの「ブラックリスト」を作成し、政府の支援対象から外したとされる問題に関わっていたとみている。(ソウル=東岡徹