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 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は12日、中核子会社のイトーヨーカ堂社長に、常務執行役員で中国事業部長の三枝富博氏(67)が就く人事を発表した。亀井淳社長は顧問に退く。3月1日付。

 三枝氏は長く中国事業に携わり、地元のニーズをとらえた店づくりで、事業を成長軌道に乗せた。その手腕が評価され、不振の総合スーパー事業の立て直しを委ねられることになった。

 亀井氏は2006年から14年までイトーヨーカ堂社長を務め、いったん顧問に退いたが、鈴木敏文氏がセブン&アイHD会長時代の昨年1月、社長に復帰。それから1年ほどで再び退任することになる。鈴木氏は井阪隆一現HD社長と対立し、昨年5月名誉顧問に退いた。

 セブン&アイHDが同日発表した16年3~11月決算によると、イトーヨーカ堂は売上高が前年同期比2・5%減の9297億円、営業損益が43億円の赤字(前年同期は144億円の赤字)だった。(和気真也

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三枝 富博氏(さえぐさ・とみひろ)明大法卒、76年イトーヨーカ堂入社。13年3月から常務執行役員。67歳。3月1日付。