今治市で新設が見込まれている四国初の獣医学部について、学校法人「加計学園」(岡山市)による進出の申請が12日、国に認められた。この日開かれた国の「国家戦略特区」の分科会で、国と新設を協議する「区域会議」の構成員に加入することが決まった。追加公募期限の17日までにほかの申請がなければ、加計学園が事業者になる。

 学園が国に提出した計画案によると、獣医学部は岡山理科大の新学部として開設され、学生の入学定員は160人、専任教員は70人。今治市郊外の丘陵地「新都市第2地区」の市有地約17ヘクタールに、獣医学部(敷地面積16万8千平方メートル)や付属の家畜病院などを建設する。校舎や病院は2017年4月に着工し、18年4月の開学を予定している。

 今治市の菅良二市長は「全国の高校生に関心をもってもらい、今治に来てもらえる可能性を感じた。市の交流人口の拡大などで、大学と連携したい」とコメントを出した。(直井政夫)