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 NHKは12日、福島放送局の20代の男性記者が業務用のタクシーチケット十数万円分を不正に使用したほか、時間外手当を不正受給していたと発表した。不正額は計約20万円になるという。NHKはこの記者を処分する方針。

 NHKによると、記者は2015年7月~16年9月、約150回にわたり緊急性がないのに自宅から放送局や取材先などへの移動にタクシーを利用。乗降場所についてもうその報告をしていたという。また同期間、架空の勤務実績を申請し約20日分の時間外手当を受け取っていたという。昨年の内部監査で発覚した。

 NHKでは昨年1月、さいたま放送局の記者3人がタクシーチケット計約49万円分を不正使用していたとして懲戒処分を発表。これを受けて全国86の部局でタクシーの利用額が多い職員計1270人を抽出調査した。今回の記者も対象だったが、その際には不正は見抜けなかったという。

 NHKは「再発防止に向け、職員に対するコンプライアンス意識の徹底をはかってまいります」とのコメントを出した。