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 名古屋市は中区栄の「栄バスターミナル噴水南のりば」を、近くの複合施設オアシス21周辺に移転する方針を固めた。栄地区のバスターミナルをオアシス21周辺に集め、久屋大通公園の集客力を向上させるのが狙い。2017年度に設計・工事に着手し、18年度に運用を始める。

 名古屋市中心部を貫く久屋大通公園は、南北1・8キロに及ぶ規模を誇る。だが、東西に走る幹線道路で分断されているうえ、商業施設が集中する栄交差点に近い部分はバスターミナルになっている。そこで市は、リニア中央新幹線が開業する27年までに公園を一体的に整備して魅力を高め、集客・交流の拠点にする計画だ。今後、バスターミナル跡地の利用方法を検討する。

 市の計画によると、オアシス21東側では、地上にある無料駐輪場(200台)を取り壊し、バス5台分の降車・停車場を設置する。駐輪場は同じ台数分を隣地に確保するという。西側では、現行のバス停を乗車場として使い、新たに乗客の待機場所を造る。

 予定地周辺での交通渋滞を心配する声があるが、市は「渋滞の恐れはない」とみている。(嶋田圭一郎)